猫以下の3DアーティストがUnityのビジュアルスクリプティングだけを使ってゲームを作っていく話
はじめまして、Kvです。
普段はゲーム会社で3Dアーティストとして細々と開発に勤しんでおります。
自己紹介
3Dアーティストとして働いていますが
そもそも3Dアーティストになりたかったというより
とにかくゲームが好きで、
自分でゲームを作りたくて、
そのためにはゲーム会社に入るのが一番かな!と思いこの業界へ。
エンジニアでもプランナーでもゲームが作れるなら何でもよかったのですが
アートが学ぶのに一番時間がかかりそうだったので、アーティストへ。
日々の仕事に追われていたおかげで一通りのDCCツールは身に付きましたが
やりたかったゲーム開発に手を付けられなくなってしまいました。
しかも休日、ゲームしちゃうんですよね。ゲーム好きなもので。
これはよろしくない。
なので一念発起、ちゃんとゲームを作ろうと思います。
わたしは猫でもわかるプログラミングが分からなかった
こんなんでもゲーム会社で現役で開発していますので
開発の流れや必要なものは把握しています。
が、エンジニアさんが何をやっているのかふわっと見てるだけです。
学生時代に少し勉強しましたが、かの有名な猫でもわかるシリーズが分からない。
猫以下の私にはたして作れるのか・・・
私の知識はこのような感じ
- Unityの基本操作は問題なし
- アートアセットはほとんど自作できる(モデル・モーション・エフェクト)
- コリジョン設定などもお手の物
- プログラムは全角使っちゃいけないことくらいしか分からない
- ソースコードはコメントの中しか読めない
- HalloWorldくらいなら調べれば出せるかも
- プロのエンジニアさんが作業しているのを横で見てはいる
さて、ここからプログラムを学んでいってもいいのですが
多忙な私はスクールに通う余裕もお金もありません。
というかエンジニアとして就職したいわけではないので
スクールは勉強の方向性がちょっと違う気がしました。
就職支援とか不要ですし、就活のためのアプリとかいらないですからね・・・
かといって知識0の私がプログラム言語を独学で学んでいくのは根気がいりすぎる。
Unityビジュアルスクリプティング
前置きが長くてすみません。
というわけでUnityのビジュアルスクリプティングで作っていこうと決意しました。
ビジュアルスクリプティングとはノードをつないでいくことで、
プログラムを書くことなくゲームが開発できるという夢のツールです。たぶん。
旧Boltから存在は知っていましたが触ったことはありません。
ShaderGraphやAmplify shader editorでシェーダーは作ったことがあります。
まぁ似たようなものかなと楽観視しておりますが、
Unity のビジュアルスクリプティングは、チームメンバーが一からコードを書くのではなく、ビジュアルなドラッグアンドドロップ式のグラフを使用してスクリプティングロジックを作成するのを支援します。また、プログラマー、アーティスト、デザイナー間のよりシームレスなコラボレーションを可能にし、プロトタイピングとイテレーションを高速化します。
スクリプティングロジックを作成するのを支援します
これ、ビジュアルスクリプティングだけでゲームが作れるのでしょうか・・・
公式の紹介を読んでいるとエンジニアとアーティスト・プランナーとの
橋渡しのような、支援ツールのような扱いのような気もします。
まぁやってみなければ始まりません。
猫以下の私には伸びしろしかないので、とにかく触って学んでみようと思います。
このブログについて
このブログは私が勉強していく上での備忘録です。
プログラムの知識が皆無のしがないアーティストですので、
このブログに書いてあることが正しいとは限りません。勘違いしてることもあります。
世の中にはすばらしいプログラムのブログがたくさんありますので、
ちゃんとした知識を得たい方はそちらをご利用ください。
このブログでは一人のアーティストが四苦八苦している様子を書き連ねていきます。
あとブログを作ってしまえば後には引けませんからね。
休日にゲームばっかりするんじゃねーぞ、と。ちょっと遊ぶだけならいいから。